Ambient move.

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セッション感想02 2019.10.12

先日、Ambient move.セッションを受けてくださったH.Wさんより感想が届きました。
感覚をどんどんキャッチし言語化してくださり、変化や気付きが早かったように感じました。
H.Wさんの身体的な変化と、そこから湧き上がるイメージは同時に存在していて、それらを分けて考えているのは私たちの思考でしかないのかもしれないとセッションを通して気付きました。
感想はご本人の承諾を得て、そのまま掲載させていただきます。
ありがとうございました。

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申込みのきっかけ :  身体の身体を感じたのとSNS(Instagram)を拝見し、ピンときたので

セッションでの目標 :  肩甲骨の違和感(かたさ、痛み)と、骨盤の重だるさが無くなれば嬉しいと思っておりました

その他感想など イメージとは時におそろしいものです。セッションを受ける前は、身体の痛みが取り除けたら嬉しいなというのが正直なところでした
ミワさんと背中合わせで身体を委ねるボディーワークの最中、次第に身体・空間にあたたかなものを感じ始めます。だんだんとそれらが拡がる感覚をおぼえ、ふと漆碧にある海底に自分がいるような、だけど水面が近くにあってそれがなんとも心地良い。面白いほどイメージが浮かぶんです。
終わった後、私はずっと笑っていました。この世界に素敵な宝物が眠ってる!と感動が止まりません。
友達に知らせたい!独り占めなんてもったいない!セッション数時間後も、感動が終わりません。

 

1年間 2019.10.07

ちょうど、1週間前のきょう、那須に住む友人から「突然だけどきょう遊びに来ないー??」のお誘いに飛び起きて、新幹線で那須に向かいました。
当時は、体調も不安定で、まだ自分がこれから何をしていきたくて、何を大切に生きていきたいかもわからず、ひたすら毎日色んな本を読んでいました。
そういう節目のタイミングに何故だかいつもこの友人は連絡をくれます。まるでそれを知っていたかのように!

「まさに昨日こういうことがあってひと段落したところ!」
「ちょうど会いたいと思って連絡しようとしてたんだよぉ!」

そうして会うと、友人が運転しているのをお構いなしに高校生のようにマシンガントークをしたり、静かな気のいいカフェでしっぽりお茶したり、地元の人に愛されているであろう温泉でおじさんのようなため息をもらしてお湯につかったり、色んな時間を過ごして、夜は布団を敷いて話しながらいつの間にか寝てしまいました。

那須の朝は、日差しが東京に比べて一段ときらきらとしているように感じました。
そうした時間はあっという間に過ぎて、お別れをすると東京に鈍行列車で帰ります。

何かの節目に1年を振り返ると、全く変わっていない、成長していない自分に焦る気持ちから、
「確実にかわったな」と1年分の変化を実感します。
ああ、ちゃんと進んでたって思えるご褒美のような日でもあります。

何が言いたかったかというと、私にとって友人の存在は絶大だということと、昔は節目とかどうでもいいと思っていたのに、最近とても大切なじかんになったよ。ということです。

 

 

I am space 2019.10.05

先週の日曜日、神楽坂セッションハウスにてダンサーで整体師でヨギーニの尾形直子さんのパフォーマンスを観てきました。
そうです、以前ブログにも書いたトークセンの施術をしてくださった方です。

それがよかった。。本当に素敵なダンサーできらきらと生きる心がそのまま舞台上にいるようなダンスでした。

本当に感動する音楽を聴いたとき、私は耳で音楽を聴きません。

本当に感動するダンスを観たとき、私は目でダンスを観ません。

もっと全身で、腕のうぶ毛とか、もう何だかわからない感覚を総動員で感じます。
直子さんのダンスもそうやって観ました。

カタチがあるようでない、こういうものと言い切れない、掴めたかと思ったら逃がしてしまう

そんなものをダンスから感じました。
「こうです。」って言いきってしまうことは簡単。でも殆どのことはそうではないはずだと感じています、
いつも、揺れたり、傾いたり、震えたり、ゆらゆら。動きつづける。

そしてダンスが、動きが細胞のようで、ボナペティッツというバケツの中の宙に浮かんだドラムに水滴が当たって音が鳴る装置も、「根源的な何か」を表現していてその相乗効果がすごかった。。

ダンス、いいなぁ。って素直に思いました。少し劇場という空間が苦手になっていたけど、素敵なダンスをこれからも沢山みたいな。
そして、私もいつか、あんな魂の塊みたいなダンスを踊りたいなぁ。

足の裏をどう感じるか 2019.10.04

毎週火曜日、夜の空ヨガクラスの後に、ストレッチクラスを担当しています。
そこで、きのうは足の裏の感覚を大切にすることをテーマにしました。

足に行く前にまずは肋骨に手で触れながら呼吸し、手のひらから自分の呼吸を感じ、また肋骨をカタチ、厚み、中のスペースなど様々なアプローチで感じてもらい、感覚を取り戻していきました。
手のひらの皮膚から伝わる胸部の肌の温かさ、その下にある肋骨の骨の硬さ、そうやってひとつずつ拾い上げて感じていくだけでも表面はガチガチに緊張して、中(腹)はふにゃっとした感じから、表面はやわらかく腹にすっと力がはいっていきました。

そして、椅子に座って足の裏でゴムボールをコロコロしてもらいました。
その時に皮膚から伝わるボールの感触を繊細に感じ取りながら、足の裏全体をとおったら床に足をつけてみる。
すると、足の裏がふわっとして、感覚が研ぎ澄まされたせいか、膝から伝わる重さが足の裏を通して地球の中心と繋がっている感覚がありました。
椅子でのワークのクオリティが上がり、部分の運動にみえるものも全身で動いていることが良くわかりました。

最後に立ち上がると、驚くほど腰が軽く持ち上がり驚きで何度も確認しました。(誰よりもその変化にテンションが上がってしまったのはインストラクターの私です。笑)
感じる力が取り戻されるとここまで変化するんだ!と身体の無限の可能性を感じました。

動きのあとに、皆さんのカラダに何がおきたか、シェアしたり、2人組になってワークしてもらったり、半年間このクラスを続けてできた、皆さんのつくる場の空気で毎回とても楽しく取り組んでくださり嬉しい限りです。

 

SEセッション 2019.10.03

ソマティックエクスペリエンス(SE)を受けてきました。ロルフィングを受けた際、ロルフィングの資格と合わせてSEの資格をお持ちの方が何人かいらして、気になってはいたものの、なかなか受けるご縁がありませんでした。
今回はロルファーでSEの資格をお持ちの青山結さんのSEを受けることができました。センシティブな内容なので、ブログに書くか迷いましたが、本当に素晴らしい体験をしたのでここに記します。

SEとはトラウマ療法です。
人は(動物もおなじ)、危機に直面したときに『逃げる』『戦う』の2つが出来ない状況だった場合『硬直する』という行動をとります。動物は、そのあと身震いしたりして、その時の情報を解放するのですが、人間は脳が発達したせいで、その情報の意味付けや抑圧をして、その硬直が行き場を失い、神経系のなかに蓄積されたままになってしまう。
それがトラウマになるそうです。
私自身、これはトラウマだろうなぁ〜…と思う体験があったのと、SE自体にも興味があり、この機会に感謝いたします。

はじめに部屋の中の自分が落ち着く場所に座り、今の身体をどう感じるか味わいました。私は床にあぐらで座ることを選び、膝の上にブランケットをかけたらすこし安心しました。そのあとも、どうやったらもっと心地よくそこに居れるか、感じたままに背もたれに寄りかかったり安心安全な空間をつくってその度に快適になっていく身体の変化を味わいました。

すっかり安心した身体で、次のワークへ移りました。細かく書きませんが、『押す』というシンプルな動作をしました。
座面と背もたれにサポートされている身体を感じ、背骨もその動きに参加している事を感じた瞬間、『ググググーーーー』っと身体の中心からエネルギーが湧いて、押すことができました。
すると、今まで自分のプライベートスペースに侵入してきていたゴチャゴチャしたものたちを『ググググーーーー』の動きと共に外へ押しやった感覚が湧きました。その瞬間なにかが一気に込み上げ、涙が溢れてきました。その時の感情はなんだったのか、自分でもまだよく理解していません。

ただ、『ずっと他者が私のやわらかく繊細なプライベートスペースに侵入していたのがとても辛かった。そして、それを何とか受け入れなければいけないと私も必死だった。本当はそこには誰であろうと入れたくなくて、静かな私だけの庭園のような場所であってほしい。』という気持ちが湧いてきました。

そこは守られるべき場所なんだと、思えたことと、その後の身体や周りの環境の見え方が変わりました。それまではぼやーっと環境と自分の境目が曖昧で外の情報が自分の中へなだれ込んできていましたが、キチンと外のスペースと自分の領域が保たれ、自分の輪郭が力強く安心感を保ってエネルギーがみなぎっている感覚になりました。

そして、セッションの終わりに『これは、美和さん自身ではなく、美和さんの神経系の問題なんです。』と言っていただいた時に、すーっと心が軽くなりました。

どうしてもこう考えてしまう、、と言うのは性格や考え方の問題ではなく、機能としての、神経系回路を整えることで変わることがあるんだ。と体験しました。
つい、トラウマは時間が解決してくれる(もしくは永遠に抱え続ける)と思ってあきらめていたことが、自発的に回復へと運ぶことができる喜びがありました。

身体の心地よいところを感じて良いところを育てていってくださいね』

そう言ってお別れしました。
結さんの空間づくりやお人柄が、より、信頼し安心した空間でセッションを受けることができました。ありがとうございました!

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