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スタジオで私ができること 2020.10.28

スタジオには色んな方がいらっしゃいます。学生さんから、私よりもうんと先輩の方まで。

そして、皆さんそれぞれの環境からスタジオへいらっしゃるわけです。
家庭、学校、職場、日々のルーティーン…。私には皆さんの詳しい事情はわかりませんし、こちらから聞くこともありません。

ただ、この場所で1時間、その時にそろったメンバーとカラダの声を聴き、呼吸に耳をすませ、心身を気持ちよくほぐしてホッと、時にはジワーっと汗をかき中から温めます。

身体のつながりを感じ、快適に動けるように。

新しい、より心地よい自分に出逢えるように。
(または本来の自分にまたひとつ還れるように)

毎回そのサポートをするようなレッスンをしています。ただ、究極のところ、私が出来ること、そして、絶対にやりたいことは

「安心安全な場を提供する」

という事に尽きるなあ、と最近のレッスンで改めて気付かせていただきました。
だって、日常では膨大な情報にさらされて休まる暇がないかもしれない。人と比べてみたり、人間関係で疲れてしまってるかもしれない。生理痛が重かったり、とってもハッピーな毎日かもしれない。私を含めて、人間なら喜怒哀楽、カラフルな毎日なわけです。

それでも、皆んなそれぞれの生活のなかで暮らしても、スタジオだけは、あの空間に一歩入ったら、

「変わらず安心して、くつろいで身体をのびのびと動かせる」

そんな場所をその場の皆んなでクリエイトする。
それって、最高じゃないか…!というおはなしでした。

Source Point Therapy 基礎モジュールを終えて 2020.10.15

先日、ソースポイントセラピーの基礎モジュールが終了し、修了証をいただきました。
終わったとはいえ、まだまだ心身ともにプロセスの渦中ですが、今の私のコトバで、ここに「個人的な感想」として残します。

ソースポイントセラピー(以下SPT)はシンプルなエネルギーワークで、痛みやネガティブなものを解消したりコントロールすることではなく、『健全』に意識を向けることで、心身を健康にしていきます。

SPTがどんなものかについてもっと知りたい方は、ぜひこちらをご覧くださいね。

今回お世話になり、日本で唯一SPTを教えているヒロさんのWebサイトより
https://www.thespaceten.com/sourcepoint-therapy

創始者ボブとドナの英語Webサイト
https://sourcepointtherapy.com/

出会いのキッカケやこのワークに辿り着くまでのあれこれは省略しますが、突然ポッと現れて全てがトントン拍子で進んでいき、気付いたらモジュール1に参加していました。こういうのをトントン拍子っていうのかぁ、と言うくらい人生でダントツトントンでした。笑

以下、感想です。

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目をとじる

呼吸に意識をむける

健全に意識を向ければ、そこは健全の世界
悲しみに向ければ、そこは悲しみの世界

いつでも選択できるということ

健全は絶対に私を傷つけないということ
誰にも侵略されない安心の場所

それを共有することは愛と光を共有する行為
あたたかく やさしく なつかしいところ

スピリチュアルは高次へいくためではなく
今ここをサバイブする私たちのために。

それは時空間をも超えて、繋がっていく

すべては体験を通した気付きの中に。

 

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【SPTの考え】
モジュールで、SPTの理解が体験を通して深まれば深まるほどに、このワークが私の「救い」であると感じました。

●「健全に意識を向ける」ということ
SPTでは、身体にいくつかのポイントがあり、そこのポイントやポイント同士を繋ぐラインの乱れに「健全」を提供していくことで身体を整えます。悪いものを取り除くのではなく、シンプルに乱れているところに「光」をあててあげるイメージです。

その考えのもと、ワークで私やメンバーの身体が肉体的にもエネルギー的にも、精神的にも変化し、癒されていくプロセスをともに体験できたこと自体が私を救ってくれたのです。

ー日常での、辛い・悲しい・怒りがあった時の、発散方法がわからない。

幼い頃からアートや音楽、映画、ダンス…色々な表現のなかで、ネガティブなエネルギーをそのまま表現するものが苦手でした。
私は、これまでもダンサーとして踊りを通して表現をしてきましたが、怒りや混乱、恨みなどドロドロしたものを感情のままに表出させる作品は、自傷行為のように感じてしまい、とても悲しくなっていました。

日常でも同じで、ネガティブなことを口にすることが嫌いでした。
それでも、人間である以上、生活の中で色々な感情が浮かび上がってくるのは自然なこと。

SPTの考えでは、そんな時に、押し込めて、我慢するのではなく、「健全・光」をもたらすことで、私に必要なプロセスが進行し、癒えていきました。
「たった今の私が、進むべき場所への入口」を提供してくれました。

その行為は、今を認めた上での「祈り」であり、「癒し」であり、SPTは清水のようにスッと私の中に入り、これからの私や、私を必要としてくれる方々の人生を祝福してくれるようでした。

 

【TENで学ぶこと】
はじめは説明を思考で理解しようとしていました。ダンスも何もかも直感と体感覚でしか生きてこなかった私としては、とにかく「アタマ」で理解してみたかったのです。

しかし、モジュールが進むにつれ、経験によってもたらされる「気付き」こそ学びだということに気付いていきました。

自分の中の違和感やこんがらがった事をまとまらない言葉のまま質問しても、そのコトバを整理し、理解し応えてくれるヒロさん。
そして、どんな時でもあたたかく話に耳を傾け、心を開いていてくれているメンバー。さらに、開催地である『TEN』という場が何があっても「絶対だいじょうぶ」という空間を守っていたようでした。「絶対」というコトバは普段使うことはないのですが、全身がその絶対的な安心に気付いていて、その場で起こることに身を任せ、楽しむことができました。

また、SPTの創始者であるボブとドナとオンラインで交われたことはとてもパワフルでした。何年もの歳月をかけて、信じるものを選択し続けた2人の声の響きは愛に溢れ、真理を語り、ときにチャーミングな人間らしさを楽しんでいるようでした。
私の指針となる希望です。

あの場にいる全員が「光を選択したひと」でした。

あの瞬間にあのメンバーで体験できたことに心からの感謝と愛を送ります。

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