アンビエントムーブのセッション中に感じることのひとつ。
「その人のもつ感覚は背中を通して私へ伝わる」ということについて。
ある方は、日常にスキンシップがないことで、身体がこわばっている。とおしゃられました。
背中を合わせると「はぁ~、あったかくて気持ちいいです。背中って呼吸でこんなに動いているんですねぇ。」といって、身体がどんどんほどけていきました。
最後、背中を離す時にその背中からは、行かないで!まだまだこうしていたい。という感情が伝わってきました。セッションが終わり、お話を伺うと「最後もう離れたくないなあ、って身体がもう少しそうしていたいなあ、と思って。」と少し涙ぐんでいらっしゃいました。
「身体の感情」と言いたくなるような、思考ではなく、身体感覚からあふれだす感情のようなものまでも交流する中で感じとれるのは、とても興味深い体験でした。