Ambient move.

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私のなかのアニマルが発動する2020.11.16

こんにちは。

先日、河川敷に行きました。建物もなーんにもなくてきもちよかった!
久々に音楽グループのクリエーションのため、汗をかき息が切れるほど踊りました。
(最近はもっぱら身体感覚を使ったワークを家でするかキッチンで料理をしながら踊る程度…)

11月にはいり、だいぶ肌寒くなってきていても、太陽の日差しはとっても強く、日陰のない河川敷は肌がちりちりしました。
遠くの方には、犬のお散歩で歩く人たち。こどもの声。

半径100mは誰もいないので、何を気にするでもなく歌い、踊り、笑うことのできる環境。

風の音は耳元で大きく鳴り
ゆったりと流れる大きな川
眩しい夕陽はゴオオオオと音をたてている

大きな自然に溶け出し、夕陽にまみれてダンスするのは本当に何にも変えがたい幸せでした。

その時、私のなかの動物のような感覚が発動しているようでした。
地球の息づかい、太陽の振動、10キロ先まで続く地面をすべて感じ切っているような、かと思えば頭の上に飛ぶちいさな虫にも同時に気付いている。

日常の小さくて深刻な悩みなどとは別の次元のとても大切な感覚。
誰でも持っているその感覚を発動させませんか?

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Ambient move. というボディメソッドを行っています。
2人組で背中合わせになり背骨を動かすことで、緊張から開放し、自分のなかと繋がっていくワークです。
セッションは以下のアドレスから♪
ambientmove@gmail.com

スタジオで私ができること2020.10.28

スタジオには色んな方がいらっしゃいます。学生さんから、私よりもうんと先輩の方まで。

そして、皆さんそれぞれの環境からスタジオへいらっしゃるわけです。
家庭、学校、職場、日々のルーティーン…。私には皆さんの詳しい事情はわかりませんし、こちらから聞くこともありません。

ただ、この場所で1時間、その時にそろったメンバーとカラダの声を聴き、呼吸に耳をすませ、心身を気持ちよくほぐしてホッと、時にはジワーっと汗をかき中から温めます。

身体のつながりを感じ、快適に動けるように。

新しい、より心地よい自分に出逢えるように。
(または本来の自分にまたひとつ還れるように)

毎回そのサポートをするようなレッスンをしています。ただ、究極のところ、私が出来ること、そして、絶対にやりたいことは

「安心安全な場を提供する」

という事に尽きるなあ、と最近のレッスンで改めて気付かせていただきました。
だって、日常では膨大な情報にさらされて休まる暇がないかもしれない。人と比べてみたり、人間関係で疲れてしまってるかもしれない。生理痛が重かったり、とってもハッピーな毎日かもしれない。私を含めて、人間なら喜怒哀楽、カラフルな毎日なわけです。

それでも、皆んなそれぞれの生活のなかで暮らしても、スタジオだけは、あの空間に一歩入ったら、

「変わらず安心して、くつろいで身体をのびのびと動かせる」

そんな場所をその場の皆んなでクリエイトする。
それって、最高じゃないか…!というおはなしでした。

Source Point Therapy 基礎モジュールを終えて2020.10.15

先日、ソースポイントセラピーの基礎モジュールが終了し、修了証をいただきました。
終わったとはいえ、まだまだ心身ともにプロセスの渦中ですが、今の私のコトバで、ここに「個人的な感想」として残します。

ソースポイントセラピー(以下SPT)はシンプルなエネルギーワークで、痛みやネガティブなものを解消したりコントロールすることではなく、『健全』に意識を向けることで、心身を健康にしていきます。

SPTがどんなものかについてもっと知りたい方は、ぜひこちらをご覧くださいね。

今回お世話になり、日本で唯一SPTを教えているヒロさんのWebサイトより
https://www.thespaceten.com/sourcepoint-therapy

創始者ボブとドナの英語Webサイト
https://sourcepointtherapy.com/

出会いのキッカケやこのワークに辿り着くまでのあれこれは省略しますが、突然ポッと現れて全てがトントン拍子で進んでいき、気付いたらモジュール1に参加していました。こういうのをトントン拍子っていうのかぁ、と言うくらい人生でダントツトントンでした。笑

以下、感想です。

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目をとじる

呼吸に意識をむける

健全に意識を向ければ、そこは健全の世界
悲しみに向ければ、そこは悲しみの世界

いつでも選択できるということ

健全は絶対に私を傷つけないということ
誰にも侵略されない安心の場所

それを共有することは愛と光を共有する行為
あたたかく やさしく なつかしいところ

スピリチュアルは高次へいくためではなく
今ここをサバイブする私たちのために。

それは時空間をも超えて、繋がっていく

すべては体験を通した気付きの中に。

 

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【SPTの考え】
モジュールで、SPTの理解が体験を通して深まれば深まるほどに、このワークが私の「救い」であると感じました。

●「健全に意識を向ける」ということ
SPTでは、身体にいくつかのポイントがあり、そこのポイントやポイント同士を繋ぐラインの乱れに「健全」を提供していくことで身体を整えます。悪いものを取り除くのではなく、シンプルに乱れているところに「光」をあててあげるイメージです。

その考えのもと、ワークで私やメンバーの身体が肉体的にもエネルギー的にも、精神的にも変化し、癒されていくプロセスをともに体験できたこと自体が私を救ってくれたのです。

ー日常での、辛い・悲しい・怒りがあった時の、発散方法がわからない。

幼い頃からアートや音楽、映画、ダンス…色々な表現のなかで、ネガティブなエネルギーをそのまま表現するものが苦手でした。
私は、これまでもダンサーとして踊りを通して表現をしてきましたが、怒りや混乱、恨みなどドロドロしたものを感情のままに表出させる作品は、自傷行為のように感じてしまい、とても悲しくなっていました。

日常でも同じで、ネガティブなことを口にすることが嫌いでした。
それでも、人間である以上、生活の中で色々な感情が浮かび上がってくるのは自然なこと。

SPTの考えでは、そんな時に、押し込めて、我慢するのではなく、「健全・光」をもたらすことで、私に必要なプロセスが進行し、癒えていきました。
「たった今の私が、進むべき場所への入口」を提供してくれました。

その行為は、今を認めた上での「祈り」であり、「癒し」であり、SPTは清水のようにスッと私の中に入り、これからの私や、私を必要としてくれる方々の人生を祝福してくれるようでした。

 

【TENで学ぶこと】
はじめは説明を思考で理解しようとしていました。ダンスも何もかも直感と体感覚でしか生きてこなかった私としては、とにかく「アタマ」で理解してみたかったのです。

しかし、モジュールが進むにつれ、経験によってもたらされる「気付き」こそ学びだということに気付いていきました。

自分の中の違和感やこんがらがった事をまとまらない言葉のまま質問しても、そのコトバを整理し、理解し応えてくれるヒロさん。
そして、どんな時でもあたたかく話に耳を傾け、心を開いていてくれているメンバー。さらに、開催地である『TEN』という場が何があっても「絶対だいじょうぶ」という空間を守っていたようでした。「絶対」というコトバは普段使うことはないのですが、全身がその絶対的な安心に気付いていて、その場で起こることに身を任せ、楽しむことができました。

また、SPTの創始者であるボブとドナとオンラインで交われたことはとてもパワフルでした。何年もの歳月をかけて、信じるものを選択し続けた2人の声の響きは愛に溢れ、真理を語り、ときにチャーミングな人間らしさを楽しんでいるようでした。
私の指針となる希望です。

あの場にいる全員が「光を選択したひと」でした。

あの瞬間にあのメンバーで体験できたことに心からの感謝と愛を送ります。

柔術のおもしろさ2020.09.18

こんにちは。

先日柔術のクラスに参加しました。
と言っても、最初の体慣らしの運動のみ参加しました。
なんだかんだで2年通っているキックボクシングジムで毎週やっている柔術クラス。
いつもその動きに見入ってしまい、ついに参加!!という感じてした。

体慣らしは、前転・後転をはじめフロアを使った運動をします。
そして、体の重心移動をうまく使って前へ進んだり、横へ進んだり…。
見ていると簡単そうでも、身体を”素直に”使うことって実は難しいんです。

なんでこんなに魅了されるのかな…と思ったら、やっぱり
「小さな力で身体の動きを最大限に生かす」そしてその為には
「身体の中で重心を滑らかにうごかす」
という所が魅力的なんだと思います。

身体が極々自然体で、スムーズに動いていると、ぎこちなさは一切なく、本当に簡単そうに見えます。
私のやっていたクラシックバレエでも、ピルエットを3回転簡単に回る人は、軸が一切ブレずにとても簡単そうに見えますが、その軸が1ミリずれるだけでもう回ることが難しくなります。その「点」の感覚を身体で覚えれば、誰でも簡単にできますが、それを習得するのには本当に繊細な感覚と鍛錬が必要です。

同じように、柔術では力が強いことではなく、力点を捉え、その力を生かせることが大切なのかなと思います。
そうやって力を練ったり流したり止めたり、身体を駆け巡る様子がとても魅力的で面白いです。

そして、これってまさにコンテンポラリーダンスのフロアワークなんです。
ダンサーや学校のマット運動とかでも、この内容やったら、本当にいいのになあ。

感覚の言語化2020.09.15

身体を滑らかに使える様になると
体内の流動性にも気づける様になる。

(流動性・・・肉体の目に見えるレベルと目に見えない体感や体液の流れなど)

また身体の中を行き来する「流れ」を一度でも体験すると

”良い姿勢”
”外見の見栄え”などの固定的なこだわりから

(見栄えを気にするのが良い悪いということではないです。1つのことに長く執着するという意味。)

「この瞬間のうちの感覚」
「私だけの体験」へと向きはじめる。

それは、川の流れが上流から下流へ流れる様に自然体である。

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アンビエントムーブのセッションで身体を動かしているとき、意識は「相手の背中」へ向けます。
すると、徐々に私と相手が 「個」と「個」
だったのが、1つの大きなものに包まれている様な、1つの有機体となって動いている様な感覚になります。

そして、2人の身体を1つの”海”に例えると、
動くたびにその波の重心の点が変わって、厚み・密度・色・質などが穏やかに、時にダイナミックに移り変わっていく様です。

身体感覚を言葉で伝えるのって難しいですね。
とても抽象的になってしまいます。
数値化したり、科学的に証明してみたりすれば、「頭で納得」していただくことはできるのでしょう。
(それにしても私のもってる技術ではできませんが…!)

しかし、私は頭で理解して欲しいのではなく、
「身体で体験」してもらえたらな。もしくは、言語を「感じて、味わって」もらえたらな、と思っています。

だから、とっても抽象的、時にちょっと怪しい表現になってしまったりします。笑
だから、よく「これって発信してだいじょぶかね…?」と不安になるのですが、ただ口をつぐんでいるのではなく、こうして何か見えるカタチで表現したいとおもいます。

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